2016年11月12日
ST4 タイミングベルト交換
ドカに長く乗っていると必ずやってくるタイミングベルト交換。
お金があるならショップに頼めばいいのだけれど、そんなお金はないので自分でやってしまいます。
ところで、タイミングベルトは2年か2万キロで交換しないと切れてしまうと脅し文句のように言われていますが、
今回の交換は14年3万キロぶりの交換になります。

右が新品、左が14年物
ここまで放置してる人は少ないと思いますが、めったに切れるようなベルトではなさそうです。
回さずに低速ツーリング主体だったとはいえ、最後のほうは精神的によろしくない状態でしたが(笑)
やはり推奨サイクルで交換したほうが気持ち良く乗れますね。
さて本題。 詳しい交換方法は色々な方がすごく丁寧に書いていますので私は適当に書きます。
まずは交換作業をするための準備をします。
タンクを持ち上げるのでガソリンを半分以下まで減らしてセンタースタンドをかけます。
・カウル
・バッテリーホルダー
・タイミングベルトカバー
・スパークプラグ
こいつらを外してしまいます。
で、こんな状態に。

黄色〇の部分にはオイルプレッシャースイッチ(?)みたいなのがありますが、カバーを外すのに邪魔なので取ります。
・使用した工具は24mmのメガネレンチ。
・抜いたらゴミが入らないようにカバーをします。忘れるとエンジンオイルにゴミが入るかもしれません。
・メンテ後はしっかり締めないと盛大にお漏らしします。
赤〇の部分はケースとギヤにポッチがあるのでそこを水平、垂直両方を合わせます。
・このポッチを合わせるときにタイヤを回すのでギヤは5、6速にしておきます。
・スパークプラグを抜いていないと圧縮がかかってタイヤが回らないので注意。
青〇の部分はテンションを調整するところです。
次はベルトを外す準備をします。

ポッチを合わせた部分のベルトのコマ(写真では赤く塗ってます)にマジックなどでマーキングをします。
・1本のベルトにつき3か所マーキングします。
・間違えるとエンジン再起不能です
・2本のベルトが合わさるところの垂直側のマーキングは水平側のベルトを外してからで大丈夫です。
やりにくいようならポッチ対角の内側へマーキング。
次に黄色〇の部分、テンショナーを外します。
・24mmを12mmのメガネレンチを使います。
*サービスマニュアルには22mmのレンチって書いてあるのに実際は24mmのレンチ使いました。。
・固いようであれば、24mmを右方向、12mmを左方向へ同時に回して緩めます。
無理に12mmだけを回すと根本が抜ける可能性があります。(実際にやりました)
・もしも軸が緩んでしまったら、テンショナーを外した後に見えるボルトを19mmのメガネレンチで増し締めしてください。
テンショナーを外したらベルトを外します。
外したベルトから新しいベルトにマーキングを転写して、マーキング位置を合わせて元通りに取り付けます。
・テンショナーを外していないとベルトの取り付けにとても苦労します。
テンショナーの軸をグリスアップして取り付けます。
で、ここからが肝心の調整になります。
先人達の知恵を借りることができるので、特に悩みませんが(笑)
一昔前だとノートPCにspeanaを入れて測定していましたが、今はスマホでできます。
スマホにSound Analyzerのアプリを入れて4極のヘッドセットを繋げば簡易測定器のできあがりです。

で、110Hz±5Hzになるようにベンベン弾いて調整します。
新品のベルトは取り付けた後にクセがとれて馴染むので110~115Hzあたりがいいかもしれません。
24mmのメガネで固定しながら12mmのメガネで締めるときに、多少のズレがでるのを考慮して調整、締め上げしてください。
あとは元通りに組んでエンジンをかけてみれば成功か失敗かわかります(笑)
今回のメンテで購入したものは
・スマホ用のヘッドセット約800円
・8~24mmまでのメガネレンチセット(オフセットタイプ)約1000円です。
ショップの工賃を払って安心をとるか、自分でやって節約と自己満足をとるかは悩むところですね。
*作業は全て自己責任ですよ。
お金があるならショップに頼めばいいのだけれど、そんなお金はないので自分でやってしまいます。
ところで、タイミングベルトは2年か2万キロで交換しないと切れてしまうと脅し文句のように言われていますが、
今回の交換は14年3万キロぶりの交換になります。

右が新品、左が14年物
ここまで放置してる人は少ないと思いますが、めったに切れるようなベルトではなさそうです。
回さずに低速ツーリング主体だったとはいえ、最後のほうは精神的によろしくない状態でしたが(笑)
やはり推奨サイクルで交換したほうが気持ち良く乗れますね。
さて本題。 詳しい交換方法は色々な方がすごく丁寧に書いていますので私は適当に書きます。
まずは交換作業をするための準備をします。
タンクを持ち上げるのでガソリンを半分以下まで減らしてセンタースタンドをかけます。
・カウル
・バッテリーホルダー
・タイミングベルトカバー
・スパークプラグ
こいつらを外してしまいます。
で、こんな状態に。

黄色〇の部分にはオイルプレッシャースイッチ(?)みたいなのがありますが、カバーを外すのに邪魔なので取ります。
・使用した工具は24mmのメガネレンチ。
・抜いたらゴミが入らないようにカバーをします。忘れるとエンジンオイルにゴミが入るかもしれません。
・メンテ後はしっかり締めないと盛大にお漏らしします。
赤〇の部分はケースとギヤにポッチがあるのでそこを水平、垂直両方を合わせます。
・このポッチを合わせるときにタイヤを回すのでギヤは5、6速にしておきます。
・スパークプラグを抜いていないと圧縮がかかってタイヤが回らないので注意。
青〇の部分はテンションを調整するところです。
次はベルトを外す準備をします。

ポッチを合わせた部分のベルトのコマ(写真では赤く塗ってます)にマジックなどでマーキングをします。
・1本のベルトにつき3か所マーキングします。
・間違えるとエンジン再起不能です
・2本のベルトが合わさるところの垂直側のマーキングは水平側のベルトを外してからで大丈夫です。
やりにくいようならポッチ対角の内側へマーキング。
次に黄色〇の部分、テンショナーを外します。
・24mmを12mmのメガネレンチを使います。
*サービスマニュアルには22mmのレンチって書いてあるのに実際は24mmのレンチ使いました。。
・固いようであれば、24mmを右方向、12mmを左方向へ同時に回して緩めます。
無理に12mmだけを回すと根本が抜ける可能性があります。(実際にやりました)
・もしも軸が緩んでしまったら、テンショナーを外した後に見えるボルトを19mmのメガネレンチで増し締めしてください。
テンショナーを外したらベルトを外します。
外したベルトから新しいベルトにマーキングを転写して、マーキング位置を合わせて元通りに取り付けます。
・テンショナーを外していないとベルトの取り付けにとても苦労します。
テンショナーの軸をグリスアップして取り付けます。
で、ここからが肝心の調整になります。
先人達の知恵を借りることができるので、特に悩みませんが(笑)
一昔前だとノートPCにspeanaを入れて測定していましたが、今はスマホでできます。
スマホにSound Analyzerのアプリを入れて4極のヘッドセットを繋げば簡易測定器のできあがりです。

で、110Hz±5Hzになるようにベンベン弾いて調整します。
新品のベルトは取り付けた後にクセがとれて馴染むので110~115Hzあたりがいいかもしれません。
24mmのメガネで固定しながら12mmのメガネで締めるときに、多少のズレがでるのを考慮して調整、締め上げしてください。
あとは元通りに組んでエンジンをかけてみれば成功か失敗かわかります(笑)
今回のメンテで購入したものは
・スマホ用のヘッドセット約800円
・8~24mmまでのメガネレンチセット(オフセットタイプ)約1000円です。
ショップの工賃を払って安心をとるか、自分でやって節約と自己満足をとるかは悩むところですね。
*作業は全て自己責任ですよ。
Posted by やぶいぬ at 21:06│Comments(0)
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